個人再生中でも借りられる消費者金融はどこ？

現在、個人再生中や債務整理中だからこそ、お金が無くて困っている方も多いと思います。
一般的に個人再生中に消費者金融からお金を借り入れすることは難しいと考えられていますが、「個人再生中でも審査に通った」「債務整理中でもお金を借り入れできた」などの口コミを多く目にすることもあると思います。
ここでは個人再生中でもお金が借りられる可能性がある消費者金融や個人再生中にお金を借りることのリスクなど、詳しく解説していきます。

個人再生中でもお金が借りられる可能性がある消費者金融

まずお時間のない方に向けて、債務整理中（個人再生や任意整理）でもお金が借りられる可能性がある消費者金融を一社ずつご紹介していきます。銀行からの融資は100%難しいため、街金と呼ばれる中小消費者金融をご紹介していきます。
ご紹介する中小消費者金融は、当サイトから何万件もの申し込み実績があり、全て金融庁の貸金業者に登録されています。安心安全にお借り入れできる消費者金融のみご紹介しています。

債務整理中に新しく借金を作ることはリスクがあることですので、お時間のある方は最後までじっくりと記事を読み、借り入れを検討してください。

冒頭から個人再生中でもお金が借りられる可能性がある消費者金融をご紹介してきましたが、ここからは個人再生と任意整理の違いや個人再生中に新しくお金を借りることのリスクなどを解説していきます。

個人再生・任意整理・債務整理とは？

個人再生や債務整理、さらには自己破産など、 借金問題に関する様々な言葉が存在しています。
債務整理は、自己破産・任意整理・個人再生を総称した呼び方になります。
それでは、それぞれの違いを見ていきましょう。

自己破産	全ての借金をゼロにすること
任意整理	借り入れをしている消費者金融やクレジットカード会社の利息分カットと借入金の3年〜5年の分割払いの手続きをすること
個人再生	住宅などの高価な財産を残しつつ、借金の一部（概ね20%）を原則3年間で払うことを条件に、残りの借金返済を免除してもらう手続きのこと

自己破産は、全ての借金がゼロになりますが、所有している資産（持ち家や車など）を全て失う可能性があり、最終手段となります。
任意整理は、将来的に支払う利息分のみ免責となりますので、債務の免責効果としては、自己破産 ＞ 個人再生 ＞ 任意整理 の順番になります。

次に自己破産・個人再生・任意整理のリスクやデメリットについて見てきましょう。

個人再生・任意整理・自己破産 メリットとデメリット

債務整理の手続を行うとそれぞれ様々なメリットやデメリットが存在します。デメリットがあるのは覚悟の上、それでも借金を返済できる可能性がない場合、債務整理に踏み切る決断をすることになるでしょう。
自己破産・任意整理・個人再生、それぞれのメリット・デメリットの一部をご紹介します。

	メリット	デメリット
自己破産	・借金の返済義務が免除される ・請求や最速（取立てが止まる） ・必要最低限の財産は残せる ・誰でも申請することができる	・信用情報機関に登録され、いわゆる金融ブラックになる ・ローンやクレジットカードの作成が5〜7年程度できない ・官報に名前と住所が掲載される ・持ち家や車など、20万円以上の財産が処分される ・職種や資格取得に制限がかかる ・債務の保証人に迷惑がかかる ・弁護士や司法書士に支払う費用が必要 ・住所や郵便物への制限がかかる
任意整理	・借金の返済利息をカットでき、3年〜5年程度の長期分割返済が可能になる ・資産についての資料を揃える必要がない ・ギャンブルや浪費といった借り入れ原因でも和解できることが多い	・信用情報機関に登録され、いわゆる金融ブラックになる ・借金の元本を減額してもらえることはほとんどない ・返済利息をカットしてもらえない小規模な消費者金融も存在する
個人再生	・債務を8割程度に減額してもらえる ・持ち家を手放さずに手続きできる場合もある ・ギャンブルや浪費といった借り入れ原因でも認められる場合もある ・債権者の強制執行（給与の差し押さえなど）を止めることができる	・信用情報機関に登録され、いわゆる金融ブラックになる ・複数社からの債務がある場合、一部を除いて手続きすることはできない ・家族に内緒で手続きすることは難しい ・官報に名前と住所が掲載される

個人再生中に消費者金融からお金を借りることはできる？

個人再生中に銀行や消費者金融からお金を借りてはいけないという決まりはありませんので、お金を貸してくれる金融機関があればお金を借りることは可能です。
銀行や大手消費者金融は、個人再生中や任意整理中の方にお金を貸してくれることはありませんので、冒頭でお伝えした中小消費者金融に申し込むことでお金を貸してくれる可能性があります。

しかし、個人再生中にお金を借りることは大きなリスクが存在しています。

個人再生中にお金を借りるリスク

個人再生中に新たな借金を作ると、個人再生そのものができなくなってしまうリスクがあります。
個人再生中ということは債務額を正確に計算している段階で、その途中に新たに借金を作ってしまうことで債務総額が決定できず、裁判所から個人再生が認められない恐れがあります。個人再生を弁護士や司法書士に依頼しているのであれば、専門家に確認してからお金を借りることをおすすめします。

自己破産後にお金を借りられる？

個人再生中や任意整理中よりも自己破産後の方がお金を借りられる可能性は高いと言えます。
これまで説明してきたように、個人再生中や任意整理中はあくまでも手続きの最中であることから、消費者金融は返済されないリスクがあることを避けるのが一般です。
それに比べ自己破産後は、借金がない状態で安定的な収入があればしっかりと返済される可能性があるため、個人再生中や任意整理中よりもお金を貸してくれる可能性が高くなります。
しかし、自己破産後は信用機関に5年〜7年ほど情報が残っていると言われています。自己破産後1ヶ月以内にお金を貸してくれるかというと話は別になってきますので、一定期間をあけてお金の借り入れの申込みをすることが望ましいと考えられます。

なぜ個人再生中でも中小消費者金融なら借りられる可能性がある？

個人再生中の場合、銀行や大手消費者金融からの借り入れはほぼ100%断られるとお伝えしてきましたが、なぜ中小消費者金融であれば借りられる可能性があるのかというと、中小消費者金融とはいわゆる街金とよばれる消費者金融金融で、テレビCMでもお馴染みのアイフル、アコム、プロミスなどの大手消費者金融以外のことを指します。
大手消費者金融は、潤沢な資金を武器に広告を打つことで集客することができ、お金を借りたいと思ったら多くの方は大手消費者金融に申し込みをすると思います。

それに比べ中小消費者金融は大手ほどの資金力はなく顧客獲得に苦労していますので、大手消費者金融の審査に通らなかった方も受け入れることで貸金業として成り立っている部分がございます。

そのため「債務整理中でも借り入れできた」「金融ブラックだけど借りれた」と多くの口コミがあることから、大手消費者金融よりも審査が甘いと言われる一つの要因です。

中小消費者金融からお金を借りる際の注意点

ここまで個人再生中でも借りられる消費者金融や新たにお金を借りることに対するリスクなどを詳しくご説明してきました。最後に中小消費者金融からお金を借りる際（申し込み時）に注意する事柄を2つお伝えいたします。

借入希望額は少額で

できるだけ大きな金額を借りたいと思ってしまいがちですが、他社からの借り入れがある上、個人再生中ということを考えると少額融資で申し込みすることで審査を通過する可能性が高くなります。限度額200万円という中小消費者金融もありますが、初回から満額を貸してもらえることはまずあり得ません。
ブラックで審査を通過した方の多くは、10万円前後を融資してもらえたという声を聞いておりますので、欲張らずに少額希望で申し込みをするようにしましょう。

申し込み内容に虚偽がないように

消費者金融に申し込みをする際に、他社からの借り入れ金額を記入する箇所が必ずあります。実際の借入金額よりも少なめに記載しても信用情報機関にて全てバレてしまいますので、多額の債務がある場合でも嘘偽りのない内容を記入するようにしましょう。
また電話での本人確認がある場合もありますので、電話番号や住所など、全ての情報を正確に記入することを心がけてください。