お金を借りたいと思ったらテレビCMでもお馴染みの大手消費者金融の「アコム」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
アコムの審査についてGoogleで検索してみると
アコム 審査「 緩い」「厳しい」「 甘い」などのサジェスト(候補キーワード)が表示され、アコムの審査について気になっている方も多いと思います。
本記事では、大手消費者金融5社の成約率を比較して、アコムの審査は緩いのか厳しいのか徹底解説していきます。
アコムの審査は緩い?厳しい?
まず、アコムは大手消費者金融になりますので、「審査が甘い」「審査が緩い」といった中小消費者金融の審査のようなことはありません。
自身がブラックと認識している方や現在他社ローンを滞納中の方は、申込みを控えるようにしましょう。
しかし、大手消費者金融が公開しているマンスリーレポートを見てみると、審査に関する重要なデータがあります。
大手消費者金融は、各社が毎月成約率などを掲載したマンスリーレポートをウェブサイトで発表していて、誰でも見ることができます。
成約率は、審査に可決で契約した数 ÷ 申込件数で計算されています。
下記は、最新(2023年11月まで)のマンスリーレポートをまとめた、大手消費者金融5社の半年分の成約率の比較表になります。
※レイクは3ヶ月毎の発表の為、発表されている直近データを掲載しています。
成約率(審査通過率) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
平均成約率 | 2023年11月 | 2023年10月 | 2023年9月 | 2023年8月 | 2023年7月 | 2023年6月 | |
アコム | 43.23% | 44.7% | 44.1% | 43.2% | 42.0% | 42.6% | 42.8% |
アイフル | 38.25% | 39.3% | 38.8% | 39.2% | 37.4% | 37.0% | 37.8% |
プロミス | 38.18% | 35.6% | 34.7% | 36.1% | 39.8% | 41.0% | 41.9% |
SMBC モビット | 非公開(プロミスと同じSMBCグループのためプロミスと同様の成約率の可能性) | ||||||
平均成約率 | 2023年6月 | 2023年3月 | 2022年12月 | 2022年9月 | 2022年6月 | 2022年3月 | |
レイク | 31.17% | 26.6% | 26.4% | 30.4% | 32.6% | 34.9% | 36.1% |
出典:アコムマンスリーレポート / アイフル月次データ / SMBCコンシュマーファイナンス月次データ / SBI新生銀行 四半期データブック
この成約率の表からもわかるように、アコムの半年間の平均成約率43.23%と、100人に43人は審査が成約している計算になり、大手消費者金融5社の中では高い審査通過率のようです。
逆に考えると100人中57人は審査に落ちている計算になりますので、審査が甘いわけではありませんが、大手5社で申し込みを検討するならば、審査通過率が高いアコムを選ぶことがおすすめです。
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アコム 口コミ・評判
- 家族にどうしてもバレたくなかったので、ローンカードや郵送物が届かいなカードローンを探していたところ、アコムを見つけました。アプリを利用してカードなし・郵送物なしで契約ができました。
- はじめてカードローンを利用するということもあり、有名で名前を聞いたことがあるアコムに申し込みしました。
- 審査が非常に早く、申込みから契約まで1時間程度でできました。はじめての利用でしたので30日間無利息のサービスもしっかり付いてきました。アプリで利用状況も確認でき、返済期日のお知らせ機能もついているので、スマホを使っている世代の方にはとても便利なローンです。
お金を借りたいと思ったらテレビCMでも有名なアコムを思い浮かべる人も多いと思います。とくにはじめてカードローンを利用される方におすすめできる大手消費者金融で安心安全にご利用していただけます。はじめてアコムを利用される方なら最大30日間 金利0円!家族や職場にバレずにお借り入れすることができます。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※口コミ投稿時の情報となるため、現在とは内容が異なる場合がございます。
最新情報は各社HPで確認してください。
アコムの審査基準は?
審査基準や審査内容は消費者金融によって異なりますが、アコムのお申し込み対象者は「安定した収入と返済能力を有する方で、当社審査基準を満たす方」と記載されており、アコムのメディア お金の学び場「LOAN myac」の記事にも掲載されているように、下記の項目が審査では重要視されています。
- 年齢
- 年収
- 他社借入状況
申込者の年齢
アコムでは申込み対象者の年齢について記載はありませんが、一般的に成人(20歳〜72歳)までが申込み対象者となりますので、それ以外の年齢該当する方は審査基準に満たしていないため、審査に落ちてしまいます。
申込者の年収
年収も返済能力を確認するために重要視される項目です。
年収に加え、毎月安定的な収入があるかも判断されるため、勤務先、雇用形態、勤続年数も審査基準として見られます。
アコムは雇用形態による制限はありませんので、アルバイト・パート・派遣社員・主婦(主夫)でも申込みが可能となっています。
他社借入状況
お金を借りる場合、他社借入の有無も必ず確認されます。
他社カードローンやクレジットカードのキャッシング等も他社借入金額に含まれます。
また、総量規制についても理解しておくことが大切です。
過度な借り入れから利用者を守るために、貸金業法の総量規制「借入上限を年収の3分の1までに制限する」があることにより、他社借入が既に年収の3分の1を超えている場合はお借入れすることができません。
※銀行のカードローン、クレジットカードのショッピング利用、自動車ローン、住宅ローンは、総量規制の対象外となります。
例)年収300万円の場合
他社カードローンやクレジットカードのキャッシング等、全ての貸金業者からの合計借入金額は100万円まで。
借り手の収入や借入状況、借入目的などに応じた適切な貸付条件などに照らして、借り手が返済期間内に完済することが合理的に見込まれない貸付け、つまり、「返済能力を超える貸付け」は禁止されています。
日本貸金業協会
この「返済能力を超える貸付け」に該当するか否かを判断する基準の一つとして、新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。
アコムの審査に落ちないためのポイント
アコムの場合、年齢制限や雇用形態による制限はありませんが、審査落ちしないために基本的なポイントを事前に確認しておきましょう。
希望限度額は必要最低限で申し込む
アコムの公式サイトから申込みの手続きを進めていくと、その他の部分に「ご希望限度額(カードの利用上限額)」の欄が出てきます。
「※1万円~800万円の範囲でご入力ください。お申し込み後に変更も可能です。」との記載もありますが、先程説明した総量規制(最大年収の3分の1まで)の範囲内で記入するようにしてください。
例)年収600万円で他社借入れがない場合 → 最大200万
また総量規制の範囲内であっても、必要以上に希望限度額を高くすることはおすすめできませんので、必要最低限・無理なく返済できる範囲内で設定することをおすすめします。
入力間違い・虚偽の内容で申込みをしない
申込みフォームは、基本情報から自宅、勤務先、年収等を複数の項目を入力することになりますが、間違った情報を入力してしまうと審査落ちしてしまう可能性もありますので、慎重に入力することが大切です。
また「年収を実際より多く記載したい」と考える方もいるかもしれませんが、年齢や雇用形態、職種によっておおよその年収が算出されますので、必ず正確な年収を記入するようにしましょう。
他社借入金額を入力する欄があった場合、できれば少なく記載したいところですが、虚偽の内容を記載しても消費者金融は信用情報機関で申込者の借入状況も確認することができますので、必ず嘘偽りのない内容で申し込まなければなりません。
アコムでは他社借入れ金額を入力する欄がありませんので、申込者の信用情報(他社借入や返済状況)を信用情報機関にて必ずチェックしていると考えられます。
信用情報機関とは?
信用情報を登録・管理している「KSC(全銀行個人信用情報センター)」、「CIC(シー・アイ・シー)」、「JICC(日本信用情報機構)」のことを指し、カードローンやクレジットカードの契約・返済状況といった個人情報が登録されている機関になります。
必要書類を準備しておく
アコムは、最短20分審査・最短20分融資*にも対応しています。
もし「今すぐにお金が必要」と思って申込みをする方は、事前に必要書類を用意しおくことでスムーズに契約が可能です。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アコムの必要書類はこちら。
本人確認書類(必須)
運転免許書(表・裏)、マイナンバーカード(表面のみ)、パスポート(写真・住所記載部分)、保険証(表・裏)が本人確認書類に該当し、いずれか1点を提出するようになっています。
スマホアプリ・ウェブから簡単に提出でき、スマホひとつで本人確認書類の提出が完了します。
(該当する方のみ) 収入証明書
アコムの契約が50万円以下の場合、収入証明書の提出が必要ない場合もございます。
以下のいずれかに該当する方は、収入証明書が必要です。
・アコムのご契約が50万円を超える方
・他社を含めたお借入れ総額が100万円を超える方
源泉徴収票 / 給与明細書 / 市民税・県民税額決定通知書 / 所得証明書 / 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
※いずれか1点を提出
アコムの審査に落ちる人の特徴
成約率が高いアコムに申し込みをしても2人に1人は落ちている計算になりますので、審査落ちしてしまう人もいると思います。
審査に落ちてしまった場合は、その原因を理解することで他社ローンへの申し込みを検討する際や再申し込みする際に役立ちます。
多重債務やブラック
すでに他社からの借り入れがあり多額の借金をしていると審査落ちしてしまいます。
また、過去に金融事故がありいわゆるブラックと呼ばれる状態の人や現在進行系で返済遅れが生じている場合も審査に落ちてしまうでしょう。
そういった状態の方は、まず自身の借入状況と返済計画を見直すことが大切です。
総量規制オーバー
消費者金融から年収の3分の1を超える借り入れをすることはできませんので、上記でご紹介した多重債務により、借入の合計金額が年収の3分の1を超えていないか確認しましょう。
年収が低い
アコムは年収による申し込み制限はありませんので、年収100万円でも申し込むことが可能ですが、極端に年収が低い場合、返済能力がないと判断され審査に落ちてしまうことも考えれます。
勤続年数が短い
転職したばかりで勤続年数が半年に満たないなど、年収が高くても極端に短い勤続年数の場合、審査落ちしてしまう可能性があります。
勤続年数が短い = 継続的な安定収入が見込めるのか? という部分が懸念材料となりますので、勤続年数は1年以上のほうが望ましいと言えます。
アコムの審査に落ちてしまったら
アコムの審査に落ちてしまった場合、別の大手消費者金融のアイフルやプロミスに申し込むことを検討する人もいると思いますが、ローンの申し込み履歴は信用情報機関に記録されていますので、別の大手消費者金融に申し込みをしても審査落ちてしまう可能性が高いと言えます。
そこで、大手消費者金融の審査に落ちてしまっても申し込むことができ、お金を借りることができる可能性がある「中小消費者金融」に申し込むことをおすすめします。
下記の記事では、中小消費者金融の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していますのでこちらも是非ご覧ください。
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もし、中小消費者金融の審査も落ちてしまった場合は、どこもお金を貸してくれる業者はありませんので、自身の借入状況や収入を見直し、ブラックの状態にある原因をなくすことを最優先にして、一定期間を開けてから申し込むようにしましょう。
くれぐれもヤミ金やSNSで話題の個人間融資など、怪しい金融業者からお金を借りることがないように注意してください。